こたび録。

都内から一人旅

日帰り箱根湯本 カフェと温泉

1月下旬。


雑誌で森のカフェ特集を見て、箱根湯本の駅近くなら行けるかもと
天気の良い日、思い立って出かけることに。


いつものように横浜で乗り換え、小田原からの箱根登山鉄道。
平日の昼間で人はちらほら、静かなホーム。



赤い列車を見ると少し旅の気分に



移動していくにしたがって、
知らずしらずに溜まっていた日常の疲れがとれていくような気がする。



山が見えてくると一気に旅の中へ




静かな箱根湯本の駅前



カフェを探して少し歩く。
まだ寒い日でも、空気が澄んでいて散歩日和。


間違えて遠くまで行ってしまったけれど、本当に駅のすぐ近く、
早川沿いにひっそりとある、Cafe Timuny.


おしゃれな佇まいに、少し緊張しながら扉を開けると、
店内は想像していたよりカジュアルな感じで、堅苦しくなさそう。


店員さんも若い人で明るい雰囲気、案内された2階席には、
これからの予定を相談しているカップルや女性同士のお客さんが何組か。


窓際のカウンター席へ。



自家製チーズケーキとコーヒーのセット



奥に喫煙室があり、窓の外は早川



ゆっくり読書をしようと思って本を持ってきていたけれど、
ケーキを食べながら1章分だけ読んで、あとは川の音を聞きながらぼうっとしたり、
窓の外や店内の様子をきょろきょろ見たり、雰囲気を味わう。


しばらくそうして過ごしたのち、その後のことは何も考えていなかったけれど、
できれば温泉に浸かりたい。


駅の近くの日帰り温泉。
前から気になっていたところがあり、徒歩で行けるそこへ今日は行ってみようと、
何となく決めて、お店を出る。




この駅の背の山にある



穴場でもあるようなので名前は出さないけれど、昔ながらの渋い温泉施設。
お湯がいいとの口コミ。


露天風呂はほぼ貸切、口コミ通りの新鮮なお湯にたっぷり浸かることができた。


箱根の山と一体化できるような野趣のあるお風呂、とてもよかった。



湯上がりに休憩室でジュースを飲みながら



半日だったけれどゆっくりできた一日、日も暮れてきた。


帰りの電車に乗る前に、前から気になっていたもう1つ、
駅前通りにある老舗の温泉まんじゅうを買いに。


試食がおいしくて、次来たら買うと決めていたのだ。



素朴な味で何個でも食べられそう



電車を待つ間に、さっそく1個ぱくり。
やっぱり美味しい。



早川と箱根の山々


また来ますと心の中で言いながら、帰途に。




*Cafe Timunyが紹介されていた、見るだけでも楽しい森のカフェ特集の雑誌
森のカフェと緑のレストラン